ルート66 04/03/27 その1
47頁 ニュー・メキシコ州地図
 ホテル・エルランチョでコーヒー

朝起きたら珍しく寒くて、息が白くなり
手が凍えました。
それでも日中は暑くなりそうな気がしたので
氷を取りにいきましたが、氷はありませんでした。

朝食なしなので、モーテルの従業員はいません。
昨夜、氷はありますよ、と言っていたのに!
と少し腹が立ちました。

昨日、車に『メンテナンス・リクワイヤード』のサインが
着くようになって、異常が起こったのかと
心配になりました。
同じモテルに泊まっていた人に聞くと、
「トランスミッション・オイルが不足ですよ。」
と教えてくれました。
それで、ガス・ステーションに行って、オイルを補充。
朝食抜きで、『レッド・ロック州立公園』へ向かいました。


ここでは、馬に乗ってトレッキングしたり、RV車(日本でいうとキャンピング・カー)を停めて
宿泊ができたりするようになっていました。

レッド・ロックもよかったのですが、上の写真の山がなかなか見ごたえがありました。
時間も余りないので、少し公園の中をドライブして
終わりということにしました。


OUTLAW TRADING POSTと書いてあります。今は、食料品などの売店です。
ここで、ポテト・チップスを買って、車の中で食べながら、朝食にしました。


ギャラップの町は、かつて西部劇の撮影が良く行われたことろで、
ハリウッド・スターがよく泊まったホテルがあります。
ホテル・エル・ランチョというのですが、ルート66の街道沿いなのですぐに見つかりました。
中にはレストランもあるというので、コーヒーだけでもいいですか?と聞いてみると、もちろんOK。
ロビーを見学して、写真を撮らせてもらって、宿泊しなかったけれど雰囲気は十分楽しみました。


上の写真は、どっしりしたロビーです。
大きな椅子のすわり心地もなかなかで、
この椅子にジョン・ウェインが座ったのか?
と思いながらしばしの休息を楽しみました。
あの大きなジョン・ウェインが、楽に座れる椅子を
想像してみてください。

左の写真は、靴磨きの台です。
今は使われていませんが、
お客様に、公開しています。

人参ケーキもアップル・パイもたいへんなボリュームでした。

左の写真は、今までみたモーテルで
一番安いので記念にパチリ。
17.99$、SINGLE AND UPと書いてあります。

この看板の裏に受付の建物があったのですが、
よく見ると、車か何かが突っ込んだようで
大破していました。
更によく見ると、オーナーらしき人と警察官が
話しています。
きっと、泥棒が車を突っ込んで建物を壊し、
現金を盗んでいったのでしょう。

余りに悲惨で、写真をとることは遠慮しました。


ギャラップの町は、アンティーク・ショップがずらりと並んでいます。
通りは、駐車可なので、あちこち覗いて楽しみました。
ここでは、ナバホ、ホピ、ズニ、プエブロ等の先住民クラフトが買えます。
私は、プエブロが結婚式に使う壷を20$で買ってお土産にしました。


プエブロの壷を買ったお店は、アラブ系の家族が経営していました。
アメリカに来たときは、英語が分からなくて、大変苦労したと話していました。

私が買った壷は、オーナーの知人の作なんだそうです。
一つ買うと言うと、他にもどんどん勧められて、少々閉口しました。

アリゾナへ向かってまっしぐら!


上は州境付近の景色です。
日本には、なかなかこんな雲はないなーと思いました。


左は、これも州境近くで撮影したものですが、
ちょっと変わったHISTORICの標識です。
急カーブでの撮影で、
画面が一部切れてしまいました。



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