ルート66 04/03/22 その1
34頁 テキサス州地図
アマリロ観光

昨夜のことですが、モーテルを探していたとき、とても可愛い感じの
ちょっと泊まってみたいホテルが目に入りました。
あそこに泊まりたいなぁ、でもきっと高いだろうなぁ、でもちょっと値段を聞いてみようかと
逡巡した挙句、行ってみました。ホテルの名前は”TAILS’HOTEL”。


ホテルの前まで行ってよく見たら、ナント、動物のためのホテル!
「今晩泊まりたいのですが、1泊いくらですか?」なんて聞かないでよかった!


アマリロで泊まったモーテルです。
左の写真で、正面が私たちが泊まった部屋で、
年代を感じる家具が素敵で、気に入りました。

このモーテルそのものは古いけれど、
経営者は、きっと何代も変わっているのだろうなぁと
感じました。


このころになると、朝食がないときやおやつのために、
ポテト・チップスを買っておくようになりました。
唐辛子で真っ赤になったのが美味しい!
日本だと、ピリカラ系のポテト・チップスは
値段が高いけれど、
アメリカは他のと値段が変わりません。

これは嬉しいことです。


アマリロの郊外にキャデラック・ランチという名所があると聞いていました。
畑の中にキャデラックが埋めてあって、全体がひとつのオブジェだというのです。

ポテト・チップスをかじりかじり、見に行きました。
ブロンコ・モーテルの前の道を西に進むと程なく道の左側に見えてきます。
麦畑の中にあるので、中に入れるのかどうかと思い近づくと、フェンスは扉になっていて、中に入れました。
カラフルなペンキがスプレーしてあるキャでラックは、そばで見ると無残でとても芸術には見えませんでした。

私たち以外にも観光客がやってきて、結構な人でした。
先ほどのフェンスの扉に戻ってくると、いろいろな色のスプレーがおいてあって、お金を入れる缶もありました。
彩色したい人は、お金を払ってどうぞ!ということなのですね。


6番通りには、アンティークのお店がたくさんあるというので、行ってみました。
最初気がつかなかったのですが、よく見ると道の両側にアンティーク・ショップがずらり!
ちょと嬉しくなりましたが、車をどこに止めればよいのでしょうか。


よく見ると、路上駐車している車がたくさんあります。
朝早いから大目に見てもらえるのかなぁと思ったのですが、心配で1軒のお店に入って聞いてみました。
「お店の前に車停めてもいいんですか。」
「もちろん!」
「でも警察とか来ません?」
「えっ、あなたは警察を呼んでほしいのですか。」
「違います。違います。」と冷や汗流して、そのお店を出ました。
アマリロのような大きな町でも路上駐車OKなんですね。びっくりしました。

1軒のお店で、額に入ったきれいな花の刺繍を買いました。


少し早いけれど、ビッグテキサンへ、ステーキを食べに行くことにしました。
その途中でみた長い貨物列車!スゴイ!長い!と呆然と見とれました。
しかし、これ以降の旅は、貨物列車と何度も何度も出会う旅になり、これが特に長いと感激するほどではないと
後で知ることになります。


ビッグ・テキサンは、ど派手なお店ですぐ見つかりました。モテルもやっていて、朝食も食べられます。
お店の中は、表の派手さと比べれば、それ程でもありません。
お店の中の一段高くなったテーブルで72オンスのステーキに挑戦している人がありました。
完食すれば、ただになります。でも、まだ、半分も食べていないのに、苦しそう!

あとでフト気がついたとき、彼はもうそのテーブルにいませんでした。
72オンスのステーキの代金はいくらだったのでしょうか。聞き忘れました。


私たちが食べたT-ボーンステーキとチキンサラダです。
T-ボーンステーキは、文字通り骨が入っているので、それ程の量ではありません。
でもやはり、すごいボリュームではありました。
味は? うーーん。まぁ、それほどでも。やはり観光客のためのお店ですね。


これで、アマリロとお別れです。

 ブッシュランドとは?


ニューメキシコに向かう途中、ブッシュランドというところで、ブッシュ・ラボラトリーという標識を見つけました。
テキサスの出身のブッシュ大統領に関係のある機関かもしれないと思い、
道をそれて標識の方向に進んでみました。
行けども行けどもそれらしいものは見つかりません。

ふと気がつくと、門扉のはるか向こうに建物が見える豪邸の前に来ていました。
ひょっとすると、これがブッシュ大統領の別荘かもしれないと独断で推量し、何枚か写真に収めました。


勝手にブッシュ大統領の別荘だと思うのも楽しいものです。



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