ルート66 04/03/20 その1
27頁 オクラホマ州地図
まずは、ハイドロまで!

西に向かう旅は、
午後からは西日をまともに受けることになります。
朝の爽やかなうちに進みましょうとばかり、
早起きして出発しました。


朝ごはんは、誰もいないモテルの受付横のロビーで
菓子パン、オレンジジュース、コーンフレークに
コーヒー。
このコーヒーが出がらしで、
香りが全然ありませんでした。

でも、早起き3文の得。
素晴らしい日の出が見られました。

清清しい気分で、エル・レノの町に戻りました。
これからフォート・レノへ向かいます。

ところが、早起きしたのが災いして、フォート・レノには10時まで入れないと分かりました。
これから、3時間も門の前で待つことなんてできません。
この先は、インターステート40は、まっすぐ西に向いているのに対して、ルート66の旧道はかなり迂回して、
それから、インターステート40に平行した道に戻ります。
旧道を進むのには時間がかかりそうなので、まず旧道を丹念にトレースして進み、
適当な時間がきたら、インターステートでフォート・レノまでも戻ろうということになりました。

旧道は、ほとんど車も通らず、のどかな気持ちの良い道でした。
放牧地の景色も楽しめました。


ここは、ルート66の中でも名所に入る南カナディアン川にかかる橋です。
素敵な橋なので、一度では満足できず2往復しました。


しばらく進むと、南カナディアン川にかっていた橋と
同じタイプで、でもうんと短い橋に出会いました。
これもルート66ができた当時の
歴史ある橋なのでしょう。

こういう道を走っていると、
感慨ひとしおで、この旅に出てよかったと
しみじみ思います。


そうこうしているうちに、IS40と平行する道に戻って
Bridgeportを過ぎ、ハイドロに着きました。

土曜日だったからか、ハイドロの町はひっそりしていて、
こんなに人がいなくてお店はやっていけるのだろうかと心配になりました。


道の真ん中に駐車スペースがあります。レンタル中の愛車をパチリ!

左上の写真は、この町の公立図書館です。
開いていなかったのですが、建物の周囲を見ていると、車が止まって
年配の男性から何か話しかけられました。

アメリカ旅行していて、時々英語がさっぱり耳に入らないということがあります。
本当にこれが英語なのかと思うほどーーー。
このときもそうで、話しかけられている内容が分かりません。
多分、旅行者が困っていないかと声をかけて下さったようなのですが、少しストレスになる一瞬でした。

図書館の近くに、まるで造花かと思えるほど、見事なボケが咲いていました。

春を感じる幸せなときです。

さぁ、そろそろフォート・レノへ戻りましょう。



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