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ルート66を旅しているとき、よく見かけたのが
左の画像の給水塔。
どこの町でも、町の名前が書いてあります。
ガレナでは泊まったモーテルの目の前にありました。
いったん水をくみ上げて、落とすエネルギーで
各家に給水するというもの。
日本でも同じことをしているそうですが、
こんな形の給水塔は見たことがありません。
ガレナで泊まったモーテルに朝食はついていません。
それでガソリンスタンドのコンビニに食べに行きました。
サンドウィッチを選び、セルフ・サービスで暖め
自分の選んだサイズの紙コップで、飲み物を
これまたセルフ・サービスします。
なかなか面白かったです。 |
ガレナは、鉱山の町として栄えて、大事故があったともいう話なので、あちこち車を走らせているうち、
ガレナ歴史博物館の開館時間の10時になりました。
ガレナ歴史博物館は、鉄道の駅舎を移築して作ったもの。 向かって右隣に列車もありました。 |
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学芸員さんは、とてもやさしい方で、100年前にできたコインの分類機の実演などして下さいました。
私は、なんと言っても刺繍や衣装に関心があります。
その旨お話すると、オールド・ファッションの衣装を持って来て下さいました。
色々興味深い展示品があったのですが、何と言っても気に入ったのが、
下の左側のポスターです。
ジェシーとフランクのジェイムス兄弟も負けそうな、ダルトン兄弟(この時までしりませんでした)の
本物のポスターです。『WANTED DEAD OR ALIVE』とは書いてはなかったけれど、気に入りました。
当時の5000$って、いったい今のいくらの価値があったのでしょうね。
ガレナが鉱山で栄えたといっても、働く人々には苦難の日々だったそうです。
当時の写真を撮影させて頂きました。こちらをご覧下さい。 |
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ガレナ歴史博物館を後にして、3マイルほど進むとリバートンに着きました。
ここには、カンサスのルート66グッズが買えるお店『アイスラー・ブラザーズ』があるという。
そのお店は簡単に見つかり、近くにアンティークのお店もあったので、少し時間を潰しました。
『アイスラー・ブラザーズ』のお店で買った品が、他ではもっと安かったので
少し気分が悪かったのですが、旅行とはそんなものです。
そういうことを気にしていたら、お土産は買えません。 |
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この美しい橋は、レインボーブリッジと言います。
もちろんルート66のために作られた橋ですが、今は車での通行は禁止されていて、
この橋のすぐ近くに迂回路が作ってあります。
1926年から1960年まで使われた橋で、1994年に修理・復元されたそうです。
橋の撮影のために、車を降りると、可愛い花が咲いていました。 |
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お天気がよくて、気持ちよく車を走らせるとオクラホマ州との境の町バクスター・スプリングスに着きました。
ここにも歴史博物館があります。
ちょっと覗いたアンティーク・ショップで聞くと、多分お昼だから閉まっているよ、と言われました。
それでも行ってみると、ラッキー!開いていました。
中には、年配のご夫婦らしきお二人がいて、優しく迎えて下さいました。
入り口に支払いをするカウンターがあったので、支払いしようとしたのですが、できません。
そのカウンターは展示品で入館料は無料でした。
ちょっと嬉しい!
この博物館は、展示品も多く、なかなかのものなのですが、お客さんが他に誰もいません。
ガレナ歴史博物館も、あまりお客さんが多いとは思えませんでした。
それでも、貴重な資料を保持して、公開しているのに感動しました。
ここでの一押しの展示品は、第二次世界大戦の終戦当時の新聞です。
真珠湾攻撃の話とか、日本が降伏したとかーーー。もちろん写真に撮らせて頂きました。
ぜひご覧ください。
他に、故ケネディ大統領夫人の故ジャクリーンさんが一世を風靡したジャクリーン・スタイルの復元、
素敵は刺繍、美しいアメリカ先住民のビース刺繍など、時間が許せばゆっくりしたかったのですが、
後ろ髪を引かれる思いで、博物館を出ました。
これでカンサス州とお別れです。
カンサス州のルート66は、500mごとにルート66のマークがペイントしてあると本で読んだのですが、
残念なことにもう消えてしまったのか、一つも見つかりませんでした。 |
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