ルート66 03/04/28 その1
3頁 イリノイ州地図
ジュリエットを通過して

モーテルは、ほとんど朝食付きです。
朝食といっても、菓子パン、自分で焼くトースト、コーヒー、紅茶、ソフトドリンク、果物がつけば良い方です。
スーパー8は、少し高めのモーテルなので、果物がついていましたが、林檎はあんまり美味しくなくて
バナナが美味しかったです。


昨日は、あれこれ道を間違えたりして、捗らなかったので、
今日はリンカーンのお墓があるスプリングフィールドまで行こうと決めました。

朝御飯を食べて、まずは、ジュリエットに向かって出発!


ジュリエットを通るルート66(現イリノイ53)の
遙か西をインターステート55は
走っています。
ルート66は片側一車線の道。
交通量が増えるに従って、
一車線の道は役に立たなくなり
また、種々の不便もできてきて、インターステートに
とって変わられたわけです。


ジュリエットまでは、一直線。
『HISTRIC ROUTE』の標識が
痒いところに手が届く様に
あるので、
その標識に従い

簡単にジュリエットに着くことができました。
ルート66は、イリノイ53号と名前を変える。


ジュリエットも美しい花が咲き乱れ、とてもきれいでした。
歴史的遺産の教会があるようでしたが、昨日の遅れを取り戻すため、 ジュリエットの町は通り過ぎただけでした。
案内書の通りの道が見つからず、結構ぐるぐる町中を回って、結局『HISTRIC ROUTE』の標識に従って
町を抜けることができました。ルート66も町中の通り抜けが難しいとつくづく思いました。

新緑が美しいジュリエットの町 街路にこの標識がたくさん!

ジュリエットを過ぎると、ルート66は、離れていたインターステート55と接近し平行して走ることになります。
単調になってしまうのですが、インターステートが近いと、日本では見たこともないトラックに出会えて嬉しいものです。

右側にインターステイトがーー。 かっこいいトラック!

インターステートを右に、アムトラックの線路を左に見て進むと、程なくドワイトに到着しました。

ドワイト

ドワイトの町は家並みが美しくて、絵はがきのようだと書いてあったので期待大でしたが、それほどとは思えませんでした。
というより、アメリカの家は木製のものが多くてどれも美しく、ドワイトが特別だとは思えなかったということです。


ですが、この町には旧帝国ホテルを手がけた建築家のフランク・ロイドライトが設計した
ドワイト銀行があるというのでぜひ見たいと探しました。でもなかなか見つからない!
結局諦めて、アムトラックの駅を見に行きました。
駅に着くと、プラットフォームにお客さんが待っています。アムトラックがやって来る!
嬉しくて、駅の周囲をぐるぐる回りながら待つことにしました。
駅は、無人駅でしたが、とてもきれいです。カイドウが美しく咲いていました。


やって来たアムトラック アムトラックの駅

アムトラックの警笛は、重々しくどこか懐かしい!
堂々としたアムトラックの雄姿を見て、いつかアムトラックで旅行してみたいと思いました。
アムトラックを見送って、ふと気がつくと駅前にあんなに探したドワイト銀行がーーー。
帝国ホテルの印象から大きく堂々としたものをイメージしていたのですが、
かなりこじんまりとしたものでした。

ドワイトの駅前の風景 ドワイト銀行

さあ、ドワイトとお別れしましょう!ところがーーー。
ドワイトは小さな町なのですが、道に迷ってしまってしまいました。
うろうろしていると、ルート66の看板を出したレストランが見えてきました。
ちょっと休憩ということで入って見ると、かつての賑わいを彷彿させる写真がたくさん飾ってありました。
レストランの名前を記録しなかったのが残念ですが、そのレストランの壁に下の左側の絵が。
ルート66は、かつては、いえ、今もアメリカのメイン・ストリートなのですね。
親切な感じの良いレストランだったのですが、私が食べたピーチ・パイは甘すぎてちょっとーーー。

レストランの壁に かつては賑わったガスステーション

更に道を探してぐるぐる回っていると、さっきのレストランの前にやってきました。
それで、そのレストランの前の道がルート66だと理解。進むと、古いガス・ステーションが保存してありました。
これでドワイトとは、お別れです。



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