ファンクス・グローブ |
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ドワイトから少し進むと、またガス・ステーションがありました。
もう、使われていないのに、星条旗が掲げてあります。ルート66の標識も見えます。 |
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インターステート55と平行して、イリノイ53(ルート66)は、ファンクスグローブへまっしぐら。 |
地図を見ながら、一生懸命ファンクスグローブの標識を探します。
すると、道の右側がファンクスグローブの村だという標識が目に入りました。
ファンクスグローブは、メイプルシロップで有名です。
冬に来ると売り切れてなかなか買えないとのことですが、今は春。
きっと買えるだろうと思ったのですが、ではどこで?と思っていると、メイプルシロップの看板が目に入りました。
と思うまもなく左側にメイプル・シロップ農家の案内板がーーー。
行って見ると、農家の庭先に可愛い売店があり、すぐに、この家の奥さんが母屋から現れました。
メイプル・シロップを試飲させてもらったのですが、やさしい甘さでとても気に入りました。
メイプル・シロップは、ビン入りとプラスチックの容器に入ったのがあったのですが、この先の旅行中、
スーツケースの中でビンが割れる悲惨さを考えて、プラスチックの容器の一番大きいのを買いました。 |
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ノートに住所・氏名を記入して、少し奥さんとお話しました。
彼女もルート66をとても愛しているとのこと。
訪問者に住所・氏名を書いてもらうのが楽しみだと話してくれました。
メイプルシロップは、パンケーキ(ホットケーキ)にかけて食べるのが一番。
「アイスクリームにも良いよ。」と奥さんは言っていましたが、
甘くなりすぎますよね。
左は、購入したメイプル・シロップです。
冷蔵庫に保存していますが、食べ終えた後も
この容器は保存しようと思っています。
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デキシー・トラッカーズ・ホーム |
この日、もう2時近くなっていましたが、まだ昼食を食べていないことに気がつきました。
そう言えば、お腹が空いた!!
マクリーンというところまで行けば、デキシー・トラッカーズ・ホームというトラックの運転手さんが
食事をしたり、休憩したり、ガソリンを入れたりするお店があるという。そこまで行きましょう。
通りすがりに「あれかな?」と思う店があったのですが、看板を見落として進んでしまいました。
気がついて、5kmばかり引き返しました。
ここで、Tボーンステーキを1人前とサラダを1人前たのんで、半分づつ食べたのですが、
お腹がいっぱいになりました。そしてとても美味でした。
アメリカのステーキは、美味しくないという人がいますが、私は大好き。
アメリカを旅行するときの楽しみの一つがステーキです。大満足で、絵葉書を買って、店を後にしました。
食事は安いと思ったのですが、絵葉書は少し高めだったと思います。
ここで1回目のガソリン補給をしました。 |
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70年以上の歴史を持つ! |
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こんなトラックがずらっ! |
マクリーンからスプリング・フィールドに向かって進むと街道沿いにアトランタという村があります。
ジョージア州のアトランタが有名ですが、ここにもアトランタがあるんだ!とちょっと寄ってみました。
特に何もないひっそりとした村でしたが、ここで農耕機に乗った小錦さんとそっくりな人を見かけました。
農耕機が悲鳴をあげているように見えたのは、考え過ぎのようです。 |
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ピッグヒップレストラン |
スプリング・フィールドに着く前にもう一つの観光名所に寄らなければなりません。
それは、ブロードビルにある『ピッグヒップレストラン』。 |
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かつてのピッグヒップレストラン |
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閉店したけれど今も店を守るオーナー |
ピッグヒップレストランは、1937年からこの地に豚肉料理のレストラとして開業し、
ルート66を旅する人たちから愛され続けたレストランだったそうです。
車で入って行くと、お店に向かって左にある可愛い白い家からオーナーが出てきて、
博物舘になっているお店の鍵を開けて、このレストランが紹介された本や新聞の切り抜きを説明して下さいました。
最初は、こんな店だったけれど、次にこんなにして、最後はこれ、と写真を見ながらの説明!
この店に対する並々ならぬ愛情が感じられました。
そうは言っても、「高齢になったため、1992年にやむなく閉店した。」とのこと。 |
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旧レストランの内部 |
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今も残る看板 |
因みに、このお店では豚の左側の肉だけを料理に使ったんだとか。
右側の肉は、豚が右足で体を掻くため硬いとか。
本当なのかどうか聞いてみようと思っていたのに、すっかり忘れてしましました。
看板のイラストは、友人に描いてもらったとのこと。
ここでも、住所・氏名を書いて、握手して分かれました。
ルート66の生き証人が、どんどん高齢化しているそうで、いつまでもお元気で、と祈らずにはいられません。
あとは、スプリングフィールドまで一目散。
ルート66はスプリングフィールドの中心部を通っているのですが、間違えて外を回り、横から中心部に入りました。
明日、間違えた道を確かめれば良い、早くホテルにチェックインしようと街中を走っていると、
モーテルじゃない、ちゃんとしたホテルがあって、「高いだろうなー、でもいいや。」と
思い切って値段を聞いて見ると、昨夜のスーパー8より安い。
喜んで部屋に行ってみると、掃除がしてない部屋でした。
フロントにその旨伝えると、恐縮して別の部屋のキーをくれました。
こんなことは初めてだったので驚きましたが、単なるミスだったようです。
この日は、お昼がヘビーだったので、スーパーに出かけ、サラダとブルーチーズとハムを買って
ホテルでの夕食にしました。とても安上がりでした。 |
宿泊地 |
: |
Springfield |
ホテル |
: |
Carpenter Street Hotel |
宿泊費 |
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69.79$(朝食込み・税込み) |
税率 |
: |
不明 |
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