ルート66 04/04/03 その4
71頁 カリフォルニア州地図
 サン・ベルナルディノの山火事現場  

2003年12月に発生したカリフォルニアの山火事!何日も燃え続けて日本でも大きく報道されました。
火災現場どうなっているのか、見に行きました。
最初山に登り始めたころは、春を思わせる緑が結構あって、本当に火災があったとは思えなかったのですが、
次第に火災の爪あとが見えてきました。

それほど離れていないのに全焼した家もあれば、無傷で残ったように見える家もあります。
整地している人、キャンピング・カーで生活している人ーーー。
こんな悲惨なことがあったのに、まるで何事もなかったかのように咲く花を見て
胸が塞がれる思いがしました。












悲惨な火事にあっても、花は美しく咲きます。
胸が塞がれる思いを抱いて、火事現場を後にしました。

アメリカ先住民の三角のテントの形をしたモテルがサン・ベルナルディノにもあって泊まりたかったのですが、
明日は早起きして、あまり道路が混まないうちにサンタ・モニカを目指そうということになったので、諦めました。

これはサン・バーナディノ(San Bernardino, CA)の隣町のリアルト(Rialto, CA)に有ります。
サン・バーナディノの駅から隣町のコルトン(Colton, CA)にある
コルトンの鉄道操車場への往復で見ることができました。
場所はフットヒル・ブルバード(Foothill Blvd.)と
メリディアン・アヴェニュー(Meridian Ave.)との交差点に有ります。
先住民の住居であるティピーを象ったウィグアム・モーテルは7箇所にたてられました。
リアルトのウィグアム・モーテルは7番目、
最も有名なアリゾナ州ホルブルック(Holbrook, AZ)のウィグアム・モーテルは6番目に建てられました。
此のウィグアム・モーテルの建物のデザインにはパテントが有り、
建物のデザインの使用料を捻出するために各建物の客室には有料ラジオが設置され、
宿泊客の払う有料ラジオの使用料が建物のデザイン使用料に充てられました。
                                    談 山本 喜一

4時頃、雨が降り出しました。
サン・ベルナルディノを過ぎると、HISTORICの標識がぐんと減ったのですが、たまに出会うと嬉しいものです。

日本で、アメリカのルート66を詳しく案内したホームページを印刷してきたのですが、
なんと言っても、大都会ロス・アンジェルスです。
サンタ・モニカに着く前に道を間違うかもしれないし、事故を起こすかもしれません。
案内を読みながらのぶっつけ本番は心配なので、
途中のウォール・マートでロス・アンジェルスの地図を買いました。

その晩眠る前、地図と案内のプリント・アウトを見ながら何度もイメージ・トレーニングをしました。

パーム・ツリーがある道に入り、そろそろロスに近づきます。

ロスが近くなると、街路樹もおしゃれになって、片側3車線の真っ直ぐな道が続きました。
そろそろ、泊まろうと思ってモーテルを探してもなかなか見つかりませんでしたが、
あるところにはかたまってあるものなのですね。

やっと見つけたモーテルは、1泊55$。部屋は暗いけれどまぁ、まぁだったので決めたのですが、
フロントは、厚い防弾ガラスになっているので、こちらも緊張しました。
経営者は、アラブ系の人のようでした。

この日の夕食をどうしたか、全然覚えていません。

宿泊地 POMONA(ロス郊外)
モテル STARDUST MOTEL
宿泊費 55.00$(朝食なし)
税金 不明
その他 モテルの名前と雰囲気とは全然一致していませんでした。



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