ルート66 04/03/18 その1
15頁 ミズーリ州地図
ウィルソンズ・クリークの古戦場

朝起きると、快晴で初夏のようでした。昨日までの肌寒さが信じられません。
モテルの外に出てみると、周囲はモテルが林立。モテルの激戦区なのだと分かりました。
昨夜はとにかく疲れていて、周囲をしっかり見る余裕がありませんでした。
モテルの朝ごはんは、まぁまぁ良くて、トースト、シリアル、コーヒー、ドーナッツ、オレンジジュースとお腹一杯。

  インターステート44を走っていると、
スプリングフィールドを過ぎたところで
Wilson's Creek National Battlefieldの案内板が
目に入ったので、70番出口でおりて行ってみました。
真っ直ぐ南下してMMという道を進み、
MMがZZに変わって182号線と交わるあたりが

南北戦争の古戦場です。

案内板に誘導されながらと言っても、
70km程のスピードで走っているのですから、
案内板を見落としがちになります。
最初間違えて、
遊歩道になっている場所に行ってしまいました。
散々苦労して、やっとたどりついて、ホッとしました。

空が青く、やっと花にも巡り会えてこれからの旅が更に楽しいものに思えてきました。
上の画像がは、ビジター・センターです。

ビジター・センターでは、
電飾を使った戦いの模型が見られるのですが、
あんまりよく分かりませんでした。
要するに南軍が勝ったということらしいです。

ビジター・センターで10$払ってコインと地図を貰い、
そのコインで入場ストップのバーを上げて、
車で入るというシステムになっていました。

右の写真は、ウィルソンズ・クリーク。
澄み切った水が美しい景色を作っています。
 
 
南北戦争が始まった当時、ミズーリは
南軍についても北軍についてもおかしくない、
言うならばボーダー上にあったとのこと。
しかし、当時のミズーリ州知事は南軍に味方していて、
リンカーンの誘いには乗らなかった。

それで、セントルイスにある北軍の補給廠を、
南軍とミズーリ州の連合軍が襲ったけれど、
北軍に気付かれて、目的は果たせなかった。

北軍が駐留しているこの地を、南軍が攻めたけれど、
この戦いでは、南軍が勝利した。

だいたい、こんなお話だったようです。
北軍を支援した製粉所(Gibson's Mill)のあった場所

 
 
 

まさに、兵どもが夢のあと!です。

 
今も残る南北戦争当時の家(Ray's House)
中には入れません。

  当時使われた大砲が展示してありました。
ほとんどのモーテルでは、氷が自由にとれます。
朝でかけに、氷をもらって行く人を見かけたので、私達もスーパーで器を買って氷を貰うようにしていました。
普段はめったと飲まないコーラの大ボトルを買って、この氷で冷やしながらのドライブです。
因みに、朝になると氷がとれないようになっているモーテルもありました。


この日の昼食は、モーテルについていたポップコーンと昨夜の食事のときにテイクアウトしたパンで済ませました。
食事にも時間がかかり、レストランに入らないと時間の節約ができます。

さぁ、オクラホマへまっしぐらです。
と思ったのですが、インターステート44の29番出口でアンティーク・モールの行ってみました。
ここで先住民・スー族のクラフトに出会えました。
私は10$のチョーカーを買っただけだったのですが、後になってもっと欲しいものがあったのにと悔やまれました。
なんだか気が急いていて、買いそびれたのが、返す返す、残念です。



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