ルート66 04/03/15
8頁 ミズーリ州地図
セントルイス・再び(2度目のトライー翌年セントルイスに戻って来ました。)

今回のルート66の旅は、セントルイスでミシシッピ川を見ることから始めようと考えていました。
世界で4番目に長い川に沿っているセントルイスの近郊を車で回ってみようと考えたのです。

ところが、世界情勢の悪化で、入国に際して驚くことがありました。
まず、成田空港で、スーツケースの鍵をかけないように言われました。
アメリカ入国時に、ランダムに選ばれたスーツケースを、アメリカ当局が勝手にあけるとのこと。
もし鍵がかかっていたら、無断で壊して、保証はしないーーー。
まさか、私のスーツケースが開けられることは、ないだろうと思い、
しかし、鍵を壊される不愉快さを考えて、鍵はかけずに、チェックインしました。

セントルイスへの直行便はないので、ミネアポリスで乗り換えです。
乗り換えということは、ミネアポリスで入国審査を受けます。
ミネアポリスの入国審査は、実に時間がかかりました。
緑の入国審査表を持った人と、白い入国表を持った人がいて、
白い表を持ったアジア系の人は、特に質問が長かったように思います。

私も、今までは、アメリカ訪問の目的は?と聞かれ、「観光です。」と答えればすんだものが、
今回は、「どこにいきますか?」「セントルイス。」「目的は?」「観光です。」
「セントルイスでどこを観光しますか?」
「(ミシシッピ川以外、考えてなかったので)セントルイスからサンタモニカまでドライブします。」
「何のためのドライブですか?」「ルート66を訪ねるんです。」
ここまで来て、やっとOKがでました。

セントルイスに午後3時ごろ着きました。雨が降って、かなり冷えました。
着いた時は気がつかなかったのですが、私のスーツケースの口に貼ってあった、
『INSPECTION』の札がスーツケースの側面に移動していました。
後でホテルに入ってから中を見ると、プラスチックのケースにいれてあった綿棒が、
ブチ撒かれた状態になっていました。
それはどう考えても、振動でふたが開いたものではありませんでした。
それで、運悪く私のスーツケースが開けられたのだと確信しました。
不愉快ではありますが、忘れることにしました。

セントルイスの空港で、予約してあったNATIONALというレンタカー屋さんの送迎車に乗って、
空港近くのNATIONALの事務所に行き、車を借りました。
この段階で疲れがどっとでたので、すぐに近くのモーテルにチェック・イン。
近くにレストランが見あたらなかったので、すぐとなりのホリデイ・インで、
T-ボーンステーキとサラダを一人前とって、半分ずつ食べました。
モテルに戻ると、私はそのままベッドの倒れこみ、眠ってしまいました。


ところで、上のコーヒーメーカーですが、以前のアメリカ旅行では使い方が分からず、コーヒーが飲めなかったものです。
水を入れる場所が分からなくて、苦労したのですが、前回の旅行でやっとわかりました。
右は、コーヒーとミルク・砂糖のセットです。使い方に苦労したのは、私たちだけではないと思います。

宿泊地 St .Louies
モテル Days INN(チェーン店)
宿泊費 51.55$(ドーナツとコーヒーの朝食あり)
税率 不明
その他 プールあり(冬場はなし)



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